薬を用いた薬物療法

早期に治療を始めれば短期間で症状を軽くすることも可能

心療内科のクリニックの薬物療法は、うつ病や統合失調症、不眠症など様々な疾患の治療法の一つとして取り入れられています。こうした治療法の効果の現れ方は人それぞれですが、早期に治療を開始することで短期間で症状を軽くすることができるケースも多いため、主治医の指示通りに薬の服用を続けることがとても大切です。また、薬物治療の効果を得るためには、処方された薬を服用する時間を守るのはもちろんのこと、自分の判断で途中で薬を止めないよう気を付ける必要があります。なお、治療を始めてから薬の効き目を実感できるまでにはある程度の期間が掛かることもあり、家族や職場の関係者などの協力を得て、焦らずに治療に臨める環境を作ることが肝心です。

長期的に治療を続ける場合は副作用やアレルギーのリスクに注意

心療内科で処方される薬の中には、副作用として腎臓や肝臓などの臓器に負担が掛かったり、皮膚にアレルギーの症状が出やすかったりするものもあります。そのため、長期的に薬物療法を続ける場合は、主治医や薬剤師とよく相談をして、健康上のリスクの少ない治療法を選択することが重要となります。クリニックによっては、患者の副作用をはじめとするトラブルを防ぐために、初診時の患者の診察時間を長くしたり、治療を始めて間もない時期は薬の量を少なくしたりしているところもあります。その他、心療内科のクリニックでは、医師の経験や判断などによって、処方される薬の種類や分量などに違いが出ることもあるため、必要に応じてセカンドオピニオンを検討するのも良いでしょう。